社長メッセージ

川崎重工の歴史は、創業者・川崎正蔵が「そのわざを通じて国家社会に奉仕する」との理念の下、1878年に川崎築地造船所を創設したことに遡ります。以来、当社は、鉄道車両、航空機に進出、さらにエネルギー・環境製品や各種産業機器、モーターサイクルなど幅広いフィールドで事業を展開する総合重工業として発展してきました。お客様、お取引先、従業員、株主、地域社会などのステークホルダーの皆様とともに歩みながら、創業の理念に基づき、製品と技術で時代の要請に応えてきたことが、川崎重工グループの歴史であると自負しています。

現在、世界は、気候変動、資源、貧困・飢餓、高齢化や労働人口の減少など多くの問題を抱えており、さらに新型コロナウイルス感染症の拡大が人々の健康と経済に甚大な影響を与えています。

このような世界情勢において、創業の理念を引き継いで制定したグループミッション『世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する"Global Kawasaki"』の実現こそが、川崎重工グループが果たすべき社会的責任の最重要事項であると認識しています。グループミッションの実現に向け、さまざまな社会課題を積極的に把握し、グループにおけるシナジーの追求とイノベーションを通じて課題解決に挑戦し、新たな価値を創造していきます。新型コロナウイルス感染症に対しても、地球規模の危機を乗り越えるために、これまで蓄積してきた広汎な分野の技術力を生かし、スピード感を持って対応していく所存です。こうした事業を通じて、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にも貢献していきます。

また、社会から信頼され続ける企業であるために、ステークホルダーとの建設的な対話を推進するとともに、コーポレート・ガバナンスの充実、腐敗防止とコンプライアンスの徹底、環境経営、人権への配慮、多様な従業員の活用と育成、ワークライフバランスの向上、社会貢献活動などの取り組みを一層強化していきます。

川崎重工グループは、2019年9月、TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)に賛同し、脱炭素社会の実現に向けた情報開示の姿勢を示しました。さらに、2020年1月、国連グローバル・コンパクトに署名し、人権、労働、環境、腐敗防止の4分野に関わる10原則の支持を明確にしました。今後も、こうした国際的な活動を踏まえ、ESGへの取組みを推進するとともに、社会からの要請に応え、ステークホルダーの皆さまと協働しながら、さまざまな社会課題の解決に挑戦していきます。

代表取締役社長 橋本康彦



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